
小学校1年生の宮之原海織さんがセシリア国際音楽コンクール(小学校1・2年生の部)で第2位を受賞しました!!
おめでとうございます。
【良かった点】
〇曲にあった抑揚をつけ、表現力豊かに演奏する事ができました。
〇弓の配分にも気をつけて演奏できました。
〇ピアノとの掛け合いが難しい曲でしたが、ピアノパートを聴きながら、一体感を持って演奏することができました。
〇舞台でのマナーや所作が綺麗にできました。
【気になった点】
●小さなミスが惜しかったです。
●重音の音程がやや不安定な箇所があるので、一緒に訓練していきましょうね。
●右手の指関節を使えていないという事が審査員にはわかってしまうので、柔らかくなるよう努力していきましょう。
✨コンクールでは、出場者は緊張し、力がいつも通りに発揮できない場合が多く見受けられます。海織ちゃんは、とてもよく弾き込んでおり、完成度が非常に高い状態でコンクールに挑む事ができました。本番当日は僅かなミスが生じましたが、それ以上に審査員の心に響く演奏ができました。
コンクールでミスが生じた場合、入賞できるケースはほとんどありません。しかし、海織ちゃんはそれ込みでも、入賞できる程の加点がある素晴らしい演奏でした。
例えるなら、カラオケの採点で、音やリズムを間違えた場合は大きな減点となり高得点を出すのが難しくなります。しかし、美声や発声方法、ビブラート、フレーズの作り方、強弱、テクニック等を駆使して加点を増やし、90点代後半の高得点を叩き出しているイメージです。
本番動画1分08秒(次の記事参照)で1音違う音を弾いていますが(殆どの人が気付けないと思いますけど…汗)、
最後まで諦めずに弾き切れた事が、受賞に繋がリました。
コンクールを通して、精神面も大きく成長できたようです。
(出だしと、3分30秒以降が特に素晴らしいので聴いてください。)
ビブラートや音の出し方がとても綺麗で、小学校低学年にしては珍しく、官能的な表現力を持っている生徒さんです。
物覚えが早い上、注意された事はずっと覚えていられます。
これからの成長が楽しみです!!
